野島埼灯台 と 星空観察 - 一般社団法人 南房総市観光協会

野島埼灯台 と 星空観察

野島埼灯台の周りは星の明かりが美しく、
周りの空が開けている、絶好の星空観察スポットです

野島埼灯台
Minamiboso The southernmost point of Chiba

灯台は、光や塔体で船乗りに位置を示し、また、暗礁などの危険を知らせる「海の道しるべ」です。
星の光も、古来から「海の道しるべ」として、灯台の光と同じ役割を果たしていました。
星の光が美しく周りの空が開けている野島埼灯台で、星空観察してみませんか。

星のソムリエ オススメ~南房総で星空を見るべき4つの理由~

4 Reasons to See the Stars in Minamiboso

星の綺麗さ(肉眼で天の川が見える)
南房総市での「夜空の明るさ」を示す指数は『20.8』。天の川の複雑な構造が確認できる『21以上』に近く、20以上21未満の「天の川がよく見られる」地域に該当します。
アクセスの良さ
都心から南房総市まで、アクアラインを通り車で2時間弱で行く事が出来るほどアクセスが良いです。 そして海岸線沿いに公園や駐車場、道の駅が多くあり、観察場所の近くに車を止め置き出来ます。 レジャーシートやアウトドアチェア、望遠鏡やカメラ、三脚など、荷物や機材の多い人にも安心です。
広い視野を確保できる
房総半島の南端のため、東・南・西と視野を広く確保することができます。 そのため、街中や山の中では周りの景色が邪魔をして、空の低い位置にある星は隠れてしまうことが多いですが、海岸からは空の低い場所に位置する星もしっかりと見ることが出来ます。 また、空全体を見渡す流星群観察はもちろん、日の入・日の出によるマジックアワー、月の入・月の出によるムーンロードなど美しい空模様も見ることが出来ます。
変わった地形が多い
房総半島では、太平洋プレートやユーラシアプレートがぶつかり合い、押し上げられた地層が波によって浸食されることで、南房総の海岸沿いには変わった形をした岩や地形が多く存在します。 そんな景観地と合わせて星を眺めたり、星景写真を撮影する楽しさもあります。

野島埼灯台で流星群を観よう!

Watch meteor showers at the Nojimasaki Lighthouse!

野島埼灯台と共に美しい流れ星を観察してみませんか?
野島埼灯台の周りは星の明かりが美しく、周りの空が開けているため、流星群観察にぴったりです。
流星群を観察するときのポイントは2つ!

1つ目:空全体を見渡すこと。流れ星は空全体どこにでも現れるので、一部分だけでなく、空全体を眺めることが大事です。
2つ目:長い時間観察すること。暗い所に人の眼が慣れるまで約15分かかるとされています。目が慣れてから、1~2時間以上観察すると見つけやすいです。

流星群観察おすすめスポット

駐車場から観察スポットまで歩いて数分で行く事が出来ます!
レジャーシートやアウトドアチェアを持って、訪れてみませんか?
岩場のあたりは足元が暗いので、赤いフィルムを貼ったライトで照らしながら歩いてください。

流星群観察おすすめスポット

流星群は毎年同じシーズンにやって来る

流星群は、彗星が通った跡に残していった、たくさんの塵が地球にぶつかることで多くの流れ星が流れる現象です。
そのため、流星群は毎年同じ時期にやってきます。
毎年安定して多く流れる次の三つの流星群を三大流星群と言います。
流星出現時期極大日(一番多く流れる日)
しぶんぎ座流星群12月28日-1月12日1月4日頃
ペルセウス座流星群7月17日 - 8月24日 8月13日頃
ふたご座流星群12月4日 - 12月17日12月14日頃
出現時期や極大日は毎年少しずつ前後します。
当日の月の見えている時間帯や天気によって、見やすさは変わります。
詳しくはこちらのホームページでお調べください。

国立天文台「流星群について」
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html
2025年1月の天体イベント 新年早々に流星群が出現!月や惑星にも注目(ウェザーニュース)
https://weathernews.jp/s/topics/202412/310065/
流星電波観測国際プロジェクト
https://jpn.iprmo.org/meteor-info/meteorvisual_j.html
国立天文台「暦の計算室」
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
野島埼灯台 天気詳細ページ

カノープスを見つけよう

Let's find Canopus.

りゅうこつ座の1等星「カノープス」は、南房総の漁村「布良めら」でよくみられることから『布良星めらぼし』とも呼ばれています。

カノープスは、日本(北日本を除く)では、南中の時でも地平線すれすれの低空にしか見えない星です。北日本では地平線より上に昇らないため、見ることができません。また、地球の大気の影響を受けやすい空の低い場所に位置するため、本来より暗く赤っぽい色で見えます。(出典:国立天文台(カノープスを見つけよう)

一目見ると寿命が延びると言われている縁起の良い星『カノープス』。

冬の一時期に限られますが、南房総はこの星を見ることが出来る数少ない場所です。

よく晴れた夜に、南の空が開けた場所で、冬の大三角やおおいぬ座のシリウスを目印にして、南の地平線すれすれに姿を現すカノープスを探してみましょう。

カノープスを見つけよう

野島埼灯台で開催されるイベント

Event

美しい星空が見られることから、野島埼灯台では星空観察会や灯台のレンズ磨きのようなイベントが随時開催されています。こちらでは、そのような野島埼灯台で開催されるイベント情報を今後掲載していく予定です。ご期待ください。

過去に開催されたイベントは、下記のリンク先に掲載されています。ご興味のある方はぜひご覧ください。


過去のイベント履歴はこちら


幻の星、カノープスを探して。南房総・野島埼灯台から望む夕日と星空、美しい日の出


【千葉県・南房総】で、星空観察 ~野島埼灯台はたくさんの船の航行の安全を守り続けている~


日本財団


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