SDGsのGOAL14「海の豊かさを守ろう」 - 一般社団法人 南房総市観光協会

SDGsのGOAL14「海の豊かさを守ろう」

14 海の豊かさを守ろう

SDGs ゴール14「海の豊かさを守ろう」

海は、私たちが生きている地球の約70%を占めています。
そして、私たちは、海から沢山の恵みを受けて生活をしています。

しかし今、海に流出するプラスチックゴミの汚染が深刻な問題となっています。
それは、海の生き物にも大きな影響を与えており、このままでは海の生態系が崩壊すると言われています。

地球温暖化や海の酸性化の大きな要因となっている、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出も問題となっており、「脱炭素」が求められています。

豊かな恵みを守るため、世界的な海に関する問題を解決するための目標が、ゴール14「海の豊かさを守ろう」です。

SDGs SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable DevelopmentGoals」(持続可能な開発目標) の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際社会共通の目標です。
貧困、飢餓、福祉、ジェンダー、 エネルギー、経済、気候変動など、世界を変えるための17の目標(ゴール)と169の達成基準(ターゲット)から構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは全ての国が取り組むべきユニバーサル(普遍的)なもので、日本としても積極的に取り組んでいます。
南房総市では、2021年(令和3年)8月31日の令和3年南房総市議会第3回定例会の一般質問において、豊かで多様な自然に恵まれている自然環境を未来につないでいくため「ゼロカーボンシティ」を表明し、国の「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という目標達成に向けて、脱炭素社会の実現を目指すことを表明しました。

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プラスチックごみから海を守る

Protect the ocean from plastic waste

海のゴミの8割は、海以外の街から来ていると言われています。ポイ捨てされたゴミが雨や風で川から海へと流れつくためです。
海を守るため、海の近くでなくても「ポイ捨て」を行なってはいけません。

日本の一人当たりの使い捨てプラスチックの廃棄量は、アメリカに次いで世界で2番目です。
日本はプラスチックに溢れた国であることがわかります。

環境省の調べによると、世界では毎年少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流出しているといいます。これは、東京スカイツリーのおよそ222基分の重量です。
そして、海にあるプラスチックごみの量は、2050年には、海にいる魚と同じ量にまで増えるとの予測もあります。

海を守るには、ゴミのポイ捨てをしないことはもちろんですが、レジ袋などプラスチック製品をなるべく使わないことも大切です。

有害なマイクロプラスチック

Hazardous Microplastics

海に出たプラスチックは波や砂にもまれ、プランクトンのように小さくなります。大きさが5ミリより小さくなったものをマイクロプラスチックと言います。それを小さな魚が食べ、さらに食物連鎖で海の生き物全体に広がっていきます。
スーパーや市場で食品として売られている魚や貝からも、マイクロプラスチックは見つかっています。巡り巡って、それを人間が食べてしまうのです。

プラスチックには、軟らかくしたり燃えにくくしたりするために、特殊な成分が混ぜられており、それが体に悪い影響を与えると心配されています。
また、プラスチックは自然界になかった物質で、自然に土にかえることはありません。

参考文献:海は地球のたからもの 第1章 海は病気にかかっている 著:保坂 直紀

地球温暖化の影響

Effects of Global Warming

地球の気温は上がり続けています。これを「地球温暖化」と言います。人間が電気を使うために発電所で石炭を燃やしたり、自動車の燃料としてガソリンを使ったりすると発生する二酸化炭素が増えすぎたことが原因です。
それにより、海水の温度も上がっています。海が温まることは深刻な問題を引き起こします。

水の体積が増えたり氷が溶けたりすることによる海面の上昇。それにより海抜の低い土地が水浸しになる他、深い海に酸素が行き届かなくなったり、海水温が上がることで、海の生物が減っていくことも心配されています。

参考文献:海は地球のたからもの 第2章 海が温まっている 著:保坂 直紀

海の酸性化

Ocean Acidification

二酸化炭素が増えると、海にとけこむ二酸化炭素も増えます。そのために海が酸性化していることも問題となっています。
海はややアルカリ性でpH(ペーハー)は8くらいですが、石炭や石油を大量に使い始めた18世紀頃に比べて0.1くらい下がって中性に近づいているとみられています。

海の酸性化が進むとプランクトンや貝などのように硬い「殻」を持つ生き物に悪い影響が出ると考えられています。さらに食物連鎖で海の生き物に広く影響がおよぶのです。

地球温暖化を防ぎ海の酸性化を抑えるには「脱炭素」が重要です。

参考文献:海は地球のたからもの 第3章 海が酸性化している 著:保坂 直紀

私たちの取り組み

Our Approach

ビーチクリーン活動
ビーチクリーン活動
マイクロプラスチックの分別
アート創作活動
プラスティックごみによるアート
情報発信・作品展示

海岸のゴミを拾い、プラスチックを分別、それによるアートを作成し、展示・情報発信を行なっています

当協会では、2018年10月より、当協会加盟事業者に、紙製ストロー使用の啓蒙活動を開始、また電気で動くトゥクトゥクを観光に役立てるための実証実験などにより、脱炭素を目指し、温暖化対策への取り組みを行なっています。

三方を海で囲まれる南房総は、首都圏から90分で来訪可能なエリアであることから、首都圏の方々にとって、身近な海洋問題を感じられるエリアです。
当協会では、SDGs14「海の豊かさを守ろう」を通じた、4「質の高い教育をみんなに」を行っていくことが、重要と考えています。

三方を海で囲まれる南房総

海岸は、気づくと多くのゴミが流れ着きます。
大きな漂流ゴミや粗大ごみ、瓶や缶やペットボトルを拾い、素足で歩いても安心安全な環境を維持するために、ビーチクリーン活動を毎月1回開催しています。
実際にゴミを拾うことはできなくても、現実を知ることで、生活の中で意識が変わり、努力し、維持する事で美しい環境が作れます。
そこで、海岸で拾ったごみなどを使ったアート作品の制作、展示も行なっています。

「遊び」の中に「学び」があって、「学び」の中に「遊び」がある。
当協会では、文部科学省が推奨する「アクティブ・ラーニング」に取り組みながら、このような活動を通じた啓蒙活動を行なっています。

マイクロプラスチックを使ったアート作品

【SDGs マーク&14 番アイコン:海の豊かさを守ろう。】

SDGs マーク&14 番アイコン:海の豊かさを守ろう。
海洋ゴミ問題の原因の一つでもあるマイクロプラスチックゴミによって、アート作品としてこのマークを作ることでメッセージを発信

【虹】

虹
虹と海をモチーフに海の象徴でもあるクジラをデザイン。
虹は、幸運の前兆というともいわれる。
世の中が慌ただしい中だからこそ、全ての人たちの生活の平安と海洋問題の解決への思いを込めて、明るい未来がありますように

【聖火ランナー】

聖火ランナー
2021年7月に聖火リレーの予定地だった南房総市岩井地域。新型コロナウイルス感染症拡大によって中止。
岩井ビーチの風景と駆け抜ける聖火ランナーをモチーフに今回は海の象徴として海亀をデザイン。
本来、岩井ビーチは穏やかな海だが荒波になっているのは、今の世の中の状況を表している。波の背景に富士山。慌ただしい状況に対して変わらず美しくもどっしりとした雄大な姿。
聖火ランナーは、そんな中で明るい未来に向かって駆け抜ける姿がすべての人に当てはまる。各自が各自の位置でメダリストになれるように願いを込めて

【イルカの群れ】

イルカの群れ
2021年7年10月、館山港(南房総地域海域)にイルカの群れが現れたのがニュースになった。
海洋ゴミ問題にも直結する海の象徴であるイルカの群れをデザインした。
イルカの群れが出現するのは、何を意味するのか。
イルカは「幸運の使者」であると同時に、「癒し」と「開運」のシンボルとも言われている。
このような時だからこそ、希望的なメッセージでありたい

協力者について

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